| 研究室を訪ねて/学会受賞 |
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■第25回日本微生物生態学会 最優秀ポスター賞とは
日本微生物生態学会は、世界的な課題になっている環境浄化、食料生産、バイオテクノロジー、医療などの諸問題の根底に微生物の機能や特性が関与していることから、これらを解明することと新たな方法論を創出するために設立された学会です。第25回大会が広島大学で開催され、セッションの一つにポスター発表がありました。最優秀ポスター賞は、評議員および編集委員の審査・投票により、179演題の中から、学術的内容、説明の明瞭さ、ポスターの美しさにおいて最も優れた発表を行った者に表彰される賞です。

■受賞理由
発表演題「難培養性亜硝酸酸化細菌*Nitrospira*の分離培養」
現在の科学技術は、環境中の99.9%以上の微生物が分離培養できないという問題に直面しています。地球環境において窒素循環に寄与している亜硝酸酸化細菌*Nitrospira*も難培養性微生物の一つです。本研究は、低濃度基質を連続的に供給することで集積化し、マイクロコロニーを選択的に分取することで*Nitrospira*の分離培養に成功しました。本研究成果は、地球の物質循環に寄与する難培養性微生物の新たな分離培養技術として、広く応用できると期待されています。
■受賞して
日頃より温かくご指導頂きました常田聡教授、青井議輝助教、一緒に研究に取り組んできた研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後は、本研究をより一層発展させるとともに、微生物界における最重要課題、「難培養性微生物のメカニズム解明」および「分離培養技術の技術革新」に力を尽くし、社会に貢献します。
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